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zoom RSS 裏切りの晩餐 オレン・スタインハウアー著 岩波書店:かくも冷酷なスパイの世界

<<   作成日時 : 2017/05/26 12:30   >>

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2006年ウィーン国際空港。120名の乗客乗員を
乗せたロイヤル・ヨルダン航空の127便が、
イスラム過激派のテロリストにハイジャックされた。
オーストリア政府と在ウィーンのCIAが
事件解決のために突入計画を目論むも作戦は
失敗、ハイジャック犯を含む乗員乗客全員が
サリンガスによって死亡した。
乗客の中に偶然当局の協力者が搭乗しており、
機内の状況をウィーン支局のエージェント宛に
メール連絡を入れていたのだが、この協力者の
存在がハイジャック犯に知られてしまう。
なぜか情報が漏れていたのである。
しかも支局から直接。
裏切り者は誰なのか。

過酷な諜報活動の世界から退き、今は夫と
子供たちと共にカリフォルニアで暮らすシーリアの
もとに、元同僚のヘンリーが訪ねてくる。
一緒に夕食をとろう、と。
シーリアとヘンリーは元恋人同士でもあった。
ウィーンでは生活を共にしていた。
けれど、127便の事件が彼らの共同生活に
終止符を打たせた。
裏切り者がいる。

引退したエージェントをヘンリーは追う。
元恋人のシーリアにも会いに来る。
貸し切りレストランの厨房の裏には陰謀が
渦巻いていた。
シーリアはただでヘンリーを迎え入れた
わけではなかった。
そしてヘンリーも「ピッコロ」のコードネームで
使命を果たす。

FBIの証拠品として、CIAの諜報員カール・スタインの
部屋から発見されたフラッシュメモリーからの
書き起こしの会話がところどころに挿入されているが、
この会話の当事者のドラマは、今まさに本編で進行中
なのである。

かくも恐ろしきかなスパイの世界。
だまし合いと殺し合いの非情の世界。

記事執筆:Letterina

岩波書店のサイト
https://www.iwanami.co.jp/book/b264565.html

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